加藤 浩

現在は、東京都大田区の羽田空港から近い場所で実施している北前堀防潮堤建設工事の現場代理人を担当しています。堤防の耐震補強工事や浚渫工事など、日々の工程管理、品質管理、安全管理などを行いながら、発注者に工事の進み具合を報告するなどの対応をしております。

みらい建設工業の現場であっても、実際は協力会社の作業員と共に実現するものです。ですから、協力会社とのチームワークがとても大切です。チームで一つの目標に向け、工事が竣工を迎えたときは「やってよかった！」とやりがいを感じます。

思いがけない出来事に「ヒヤリ」としたり、事故寸前のミスに「ハッ」と気付いたりする「ヒヤリハット」という言葉があります。ヒヤリハットに気付けるようになるためには、経験を積んで工事の先読みができなくてはなりません。小さなミスが後々、工程に影響を与えてしまうので、ヒヤリハットに気付けるようになったことは成長だと思います。
工事のやり直しを防ぐためにも、安全管理・品質管理に細心の注意を払っています。

建設現場の仕事というと、「屋外で工事をすること」と思われることが多いですが、実際はデスクワークの時間がかなりあります。これからは、自分自身のPCスキルをアップしてソフトを使いこなしていきたいです。工事に取り掛かる前の積算業務や総合評価部門にも挑戦できると思うので、少しずつ学びの時間をとる予定です。

今の現場は、現場事務所と工事区域がすぐ隣り合わせにあって、便利な場所にあります。職場のスタッフは、ベテランと若手社員がバランスよく配置されているので、技術面でもフォローしあいながら工事を進めています。

２歳の子どもがいるので、家族で公園にいってのんびりと過ごすことが多いです。まだまだ小さいので、散歩やピクニックをしていますが、「あっという間に大きくなる」と先輩方から聞きますし、子どもの成長がみられるのも一時のことなので、家族の時間をとても大切にしています。

個性豊かでユーモアにあふれる人たちが多いと思います。協力会社の作業員は気さくで話しやすいですし、若手にも優しく接してくれます。もしかすると工事現場のイメージで、「話しかけにくいんじゃないか？」と思っている学生さんがいるかもしれませんが、みなさん協力的でお話好きな人が多く、お互いの技術を信頼しあって和気あいあいと仕事を行っています。