相場 祐希

経営企画部が主管となっている会議の事務局業務や、月次報告業務、親会社・子会社との連絡窓口などを主に担っています。事務局業務では、会議スケジュールの調整や、資料の取りまとめ・確認・配布、議事録作成などを行っています。また、1か月ごとの経営状況や、採用・資金状況、受注・売上・利益の計画に対する進捗率、年度計画達成に向けた対応策など、会社の状況を把握するとともに、同業他社や業界全体の動きにも注目しています。

4～6月にかけて複数の重要会議の開催が重なるため、同時並行で作業を進めます。資料作成や確認作業などに追われる日が続きますが、そういった準備を経て、会議が何事もなく無事に終わったときはやりがいを感じます。

普段から会議資料を目にしたり、事務局として会議に同席したりしていると、会社の経営状況や、課題、解決策などの話題を身近に感じるようになります。最初は自分の業務をこなすだけで精いっぱいでしたが、今では会社全体のことについても徐々に分かることが増えていくことに自分の成長を実感しています。

仕事をするうえで気を付けていることは、会議資料に不備がないかしっかり確認することです。取締役会などでは、会議資料が意思決定をする上での大切な判断材料となるので、誰が見ても分かりやすく、要点を押さえた内容になるよう努めています。また、先々まで資料が残ることと、多くの人の目に触れることから、細かい部分まで綿密にチェックするよう心掛けています。

当社では、建設業として私たちの生活に欠かせない事業を行っているとともに、社会環境活動にも積極的に取り組んでいます。当社は「エコ・ファースト企業」にも認定され、社内でも環境に対する意識が高まっています。社員に対しては、働き方改革の推進や、社員の声を拾い上げて福利厚生などに反映する制度が設けられ、社員の満足度向上のために会社がいろいろと動いてくれていると感じます。

現在の部署では、業務上、役員や部門長など管理職の方とお話をする機会が多いのですが、皆さん、大変優しく接してくれます。いつも立場や性別に関係なく、フラットに対応してくださるのでとてもありがたく感じます。管理職の方に限らず、当社には優しく温和な人が多く、仕事面でも精神面でもたくさん助けてもらっているので、「人に恵まれている」と日頃から感じています。

事務職として、現場業務をサポートできる存在になりたいと思っています。入社2年目に取材した現場の作業所長のお話で、現場を取り仕切る責任の重大さと、自然を相手に工期を守りつつ正確・安全に工事を進める厳しさが強く印象に残りました。この現場取材を通して、現場の負担を軽減するために少しでも力になりたいという思いを抱き、必要な知識や対応力、コミュニケーション能力を身に付けて現場業務をサポートできるようになりたいと思いました。